薄幸花

藤あや子( 藤彩子 ) 薄幸花歌詞
1.薄幸花(はっこうか)

作詞:石本美由起
作曲:浜圭介

捨てて 逃れた 故郷でも
離れてみれば 恋しいものよ
生きる のぞみを 分けあった
あなた 今では 遠い 遠い人

人を待つのは 辛いもの
待たれているのは 尚、辛い
待ちも 待たれも しない身の
ひとり ぼっちは 泣ける 泣けるだけ

野辺の名もない 花よりも
幸せ 薄い 私のいのち
どうせ この世の 旅路には
こゝろ休める 宿も 宿も無い


2.艶姿…恋絵巻

作詞:小野彩
作曲:小野彩

宵に揺れてる 屋形船
あなた待つ身の恥ずかしさ
桜色にほんのりと頬染めながら
交わす盃 手と手が触れて
花のお江戸は 恋盛り あ〜夢盛り

(セリフ)ねぇ…このままずっと
あのお月さん 眺めていたいわ

空に輝く 恋花火
燃えて焦がれて 咲きみだれ
赤い花緒 カラコロと
肩寄せあってそぞろ歩けば 柳もそよぐ
花のお江戸は 恋盛り あ〜夢盛り

しぐれ冷たい 雪化粧
差してあげよか 蛇の目傘
細いうなじ ほつれ髪
かざす椿のその艶姿 ときめくお方
花のお江戸は 恋盛り あ〜夢盛り